オーストリア仕事事情

Grazへの旅
グラーツの町並みは、何処を見てもヨーロッパ(off日の街探訪)

オーストリアは3月25日ころからサマータイムがはじまり、冬時間とは1時間ずれるそうでバタバタしています。でも、日本人的には、その感覚が良く分かりません。

オーストリアにはLinkedInの仕事でいってきました。昨年の夏に引き続きLinkedInラーニング/Lynda.comのコンテンツ制作トレーナーとしてです。今回は自分のwacomのペンタブレットintuos proをトランクに詰め込み、スケジュールも少しゆるめに考え意気揚々と。

日本から考えるとオーストリアの朝はかなり早めです。昭和の日本のように朝8時には出社という連中が多くいます。とは言え日本流に言えばフレックスタイム制なので9時に出社したり、10時に出社したり。また、帰る時間もバラバラ。用事があればお昼過ぎに帰ったりします。

LinkedInでは朝食も社食があります。出されているのはほぼ毎日同じですが飽きることはありませんでした。チーズ3,4種類、ハム3,4種、フルーツ、パン5,6種、ジャムに蜂蜜、大きな2つの冷蔵庫にはレッドブルがたっぷり、コーラもたっぷり、水はほぼ炭酸水、フルーツジュース、牛乳。何故かいつもスパークリングワインが入っていました。(仕事中に飲むわけでは無いでしょうが、謎)

食事は朝も昼もバイキング形式なので、気軽に取ってさっさと仕事に向かいます。食事中は賑やかに会話を交わしながらですが、何故か食事が終わると皆、早いのです。きっと、今日の仕事を早めに終わらせて家路につくのだと想像しています。
食事中は社員の他にフランスやスペインなどヨーロッパ各地から来ているトレーナーさん達も会話が弾んで賑やかです。

1週間の仕事は月曜から金曜まで、土日は完璧に休みます。金曜日は早めに仕事を終えて帰宅します。中にはお昼を食べて直ぐに帰宅する人も。仕事中に咳をすると直ぐ上司に大丈夫かと聞かれるそうです、そして早めに家に帰れと促されます。日常的にもダラダラと会社に残る人は無く、結果的に全体の効率は良いと言うことです。

仕事も大切だけれど、自分そして家族を大事にしている環境が作業効率を高めていることは確かだと思います。まあ、日曜日は街中がほぼお休みなので買い物もまともに出来なく、家族サービスを充実させる。家庭も円満、仕事も潤滑、言うこと無いですね。日本の生活環境(仕事環境)もそう言った方向に向かって欲しいですね。

トレーナーとして自分の仕事は月〜金8時間きっちりでしたが、朝が早いので帰りも早く明るいうちにアパートに戻って夕方は市内をブラブラする時間も持てました。しかし、またしても時間を読み違える事態が発生し、土曜日に半日出社するという日も1日。まあ、日本人的なサガでしょうか。良く言えば終わらせるという「責任感!」

ところで下の写真にあるFuBängerって何でしょう。Bänger=爆竹、と言う事は危険を表す、かな。

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