Time Machine HDD交換

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昨年2018年の秋、落雷時の停電でTimeMachine 3TBのHDDがダメージを受け使えなくなってしまった。幸いにして中のデータのほとんどは外付けのHDDにバックアップ出来ていたので助かったが、作業中にAirMacユーティリティーが立ち上がり異常を訴えてくるのが気になって仕方が無かった。
新春と共に腰痛になり大きな身体の動きが出来ないので、この際だからとようやく気持ちが動いた。腰痛1日目amazonで4TBHDDを購入した。この記事のやく1週間前である。
ネットで検索するとバラクーダのHDDの何故か評判が悪い。悪いと言っている人達のほとんどは根拠無く悪いと言っているだけで、悪い噂が増幅しているだけのような気がする。現にTimeMachineに乗っているHDDはばらくーバラクーダなのに不思議な気がしてならない。

元々乗っているHDDは3TBなのだが、この際開腹するのだから4TBを乗せてみようと思った。3TBでも良かったのだが、4TBは7746円、6TBが12680円、とちょっと差がある。ちなみに今日(2020/01/18)調べたら3TBは7690円だった。


HDDが届いたのは翌日、開腹するには少々道具が必要なので同時にで購入した。こちらが届くのは14日の予定だったが、12日に同時に届いたので。腰痛二日目にして作業開始。

さて、開腹だが、何しろTime Machineの裏蓋はツメで引っかかっているだけで、簡単に開けるようには作られていない。このヘラのような道具はスパッジャーと言うらしい、良く半田付けの道具セットの中に入ってもいる。これを白い外枠と裏蓋の間に差し込みこじ開ける、ただ隙間に入れただけでは開かないので、もう1本何か差し込める道具を使い少しずつこじ開ける。

開けるとそこは埃の山と思いきや、さほどの埃は無く掃除機で吸い取るとケーブルのコネクター部分が見えてくる。4本のApple独特の星形のビスも外して黒い金属板を外す。


サポートのシリコンを引き剥がしたいが、ケーブルが邪魔をしているので3つのコネクタを外していく。これがまた繊細なケーブルで出来ているので、変な力を入れると断線してしまいそうで、外すのが恐い。一番大きな物はケーブル自体を少し浮かせ空間に金属の棒を差し込み、左右に揺らすようにして少しずつ力を上方向に入れてはずした。この作業が一番大変だった。あとの2本は横ににツメを引っかけるようにしたり、ケーブルの束自体を手前側に引くと比較的簡単に外れる。でも、冷や汗。
電源部は勝手に外れて来たので、指先でもち完全に引き上げておく。


HDDに接続されているSirial ATAも指やツメをかけるところがまるで無く、引き上げるのに少し苦労したが、はじめの大変さから考えると楽ちん。昔はもっと太いケーブルが使われ、ザックリと出来ていたが、最近は皆ケーブルが繊細になって分解が恐い。まあ、元々自分で分解してはいけないという物だから仕方ないけれど。(注意:一度開けてしまうとAppleのサポートは受けられなくなります)
これで、HDDはスッキリ抜けるかと思いきや、そう簡単では無かった。サポートのゴムは上だけでは無く、反対側にも入っているので、それが滑り止めになりHDDを引き出せない。仕方が無いのでひっくり返してHDDの自重で落としてみる。少し出て来ればあとは手で引き出せる。


引き出したHDDを外して新HDDを入れようとしたら、持った感じがずいぶん違う。2台を並べてみると高さが異なるのだ。写真の薄い方が4TB、厚みのあるのが3TB。間違いではない、新しい方が薄いのだ。サポートのゴムは厚い方に合わせているわけで、ガタガ来ないかと心配感。だからと言ってシリコンを新しく作る訳にもいかないので、まあ天地でおさえられるだろうとそのまま使ってみた。あとははじめの段取りの逆順で組み立てる。

マシンに繋ぎユーティリティーでセットアップ。問題なく緑のランプが点灯し使える様になった。約1週間の使用中軽い地震もあったが本日まで問題なし。
そして、腰も問題なし!!
やはり、腰は甘やかしてはならない。その後、毎日の散歩は欠かさない。もちろん症状に合わせてだが硬くなった筋肉を少しずつでも良いから、動かしてほぐす事だと思った。

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