いつものことだけれども、描きはじめると切りが無い。
これでもか、これでもかと絵の具を重ねていく。

スケッチはボールペン。
とりとめなく手を動かし、クロッキー帳に描いていく。
写真ではその一部だが、左側にもいくつかの顔が重なっている。
目的があるような無いような、着地点は見つけずに手はなるべく見ずに
相手の部分のみを見つめながら描く。

描く時は常に新しい描画を試していく。
今回は拘束描画を試してみる。
何度か描いていくうちに形になると思っているが、それも定かでは無い。
形にならないまま次の描画方を発見し、移っていく可能性もある。
それで良いと思っている。
私の場合は定まった描画など一生持たずに創作していく気がする。

誰?
目指すターゲットが無いまま描きはじめると自然に以前あった人物と重なる。
タイトルはその人の名前から頂く。

最終的にはその人では無い別のイメージになっても構わない。
描くのは人ではあるが、我が胸の中にある人。
誰かであり誰でも無い人になる。

スタートからエンディングまで、道のりがハッキリしているわけでは無い。
ハッキリ見えてしまったら面白くなくなるからだ。
絵を描くという事はキャンバスを汚していくと言うこと。
一呼吸、一呼吸をキャンバスと対話しながら歩いて行く。
初めての場所で長い散歩に出かけた時のような気持ちだ。

この作品には未だサインは入らない。

ハートアーティスト西村公一氏の個展前のグループ展に行ってきた。
神宮前のEZON ART GALLERY
たった二日だけの展示と言うことで、今日で終わり。
ギャラリーは地下2階で作家は12人?
昨日はレセプションがあり、多くの仲間が集まった。

〒150-0001 東京都 渋谷区神宮前3-6-7 SEZON ART GALLERY B1F

西村公一氏の作品はマステによるハートや肖像画。
西村氏とはじめてお目にかかったのは一昨年の私の個展。
その時、西村氏はわざわざ個展会場に足を運んで下さった。
見せて頂いたのはキットパスで描かれたハートだった。

スケッチブックにある重厚感のあるハートは私の心を揺さぶってくれた。
その後、二子玉川商店街でのイベントに誘ってくれ、2回目の今年も最高の場所を提供して頂いた。
マスキングテープを使ったハート制作で、商店街をハートで埋め尽くすという素敵な企画だった。
今年の作品は私としてはあまり納得していないのだが、人気度が高かったようで色々な人から声をかけて頂けるようになった。とてもありがたいライブ制作の展示だった。

その二子玉川商店街の展示で知り合った貼り絵画家meisyu fukamachi氏は
その後、何かとお声掛け下さり嬉しい次第だ。
この日も彼とお会い出来たので、自撮りツーショットと決め込んだ。

西村氏と言え、深町氏と言え、いい男だ。
次にお会いする時はスリーショットを誰かに撮影してもらおう。