1週間位前から描きはじめ、今日も手を入れる予定。
早く完成に導きたいが、世知辛い世の中を渡るためにデスクに向かう時間が多くなる。まあ、それも良し。

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いま、ネット環境はとても便利だ、何の資料も持たずに検索すればたくさんの情報が出て来る。画像も簡単に検索ができ素敵なモデルが数多く手に入る。

私は人物を描いているわけだが、形だけでは無くその内側を描く事が出来なければならないと考えている。単に美しさだけでは描く気にならない。要は対称となる人物像を知っているかいないかで違ってくるわけだ。しかし自分自身の事も知り得ない人間、対称となる人物像など完璧に知り得るわけが無い。

それは絵を描くときの心構えと矛盾するかも知れないが、創作自体が勝手な思い込みから派生する物だと思う所がある。それゆえ描く人物は創造者を描くのが好きなのだ。特にミュージシャンが残してくれた作品を脳内に充満させてトリップしながら描く。アトリエ全体が耳と脳に変化する瞬間が一番嬉しい。

全てが同じ行程を必要とする分けでも無く、映画人などは1枚の写真からもトリップが可能な俳優はいる。古い作品に残されたたわいも無い動作を見つけた瞬間、自然に反応する。映像に反応できると言う事はきっと私も現実を演じる役者なのだろう。